2025/10/08 20:44
先日実家で母と話していた時のこと。
なかなか進まない亡き父の遺品整理について。
母曰く、やっぱり日々アレコレとやっていると忙しくて遺品整理のことが意識の外に行っちゃうので進まないという。
ゆっくりやればいい話ではあるが、とは言っても手を付けないのでは終わらない。
困ったねぇという事なのだが忘れちゃうってのも亡き父にとってはちょっと寂しい話。
「とりあえずリビングに写真でも飾ったらいい。目に入れば思い出したりするだろう。」
そんな意見を出してみた。
情緒的な部分がサッパリしてしまっている母は父の写真を神棚にしか置いていない(神道です)。
アメリカのTVドラマのように沢山置く必要は無いけれど、リビングに写真があったって困ることはない。
それを聞いて母が言った。
「あんたが道楽でやってるヤツみたいな理屈ってことね」
なるほど。
道楽ではないが、確かにMOUNTAIN SPECIALは「思い出すことの大切」を多くの人に気付いて欲しくて始めた。
大切な事なのに簡単に忘れちゃうのが今の世の中。
落ち着いて「自分に何が必要で、何をするべきか」考える時間が皆とれると良いのにな、と思ったのでした。
あとは母がこの話を覚えていればイイんだけど…。
